先週、山梨県・奥秩父の西端に位置する、みずがき山(標高2230m)へ行ってきました!
すっきりしないお天気でしたが、最近は雨に降られなければいいという感じです。
みずがき山荘から南側を往復するルートをとりました。
気持ちのよいシラカバ林からスタート。
途中、一瞬の晴れ間からみずがき山がちらり。
岩山です。
樹林帯の中をてくてく歩き、天鳥川という川を過ぎると、また大きな岩が現れました。
桃太郎岩。
人がちっちゃく見えます。
沢沿いを登るので、岩が滑りやすく、ロープなどを使って慎重に進みます。
そして、どんどん大きな岩がごろごろしている登山道に入っていきます。
次の一歩をどこに出せばいいのか、一瞬考えなければ登っていけないほど。
大ヤスリ岩。
この岩を巻くようにして、まだまだ大きな岩を登っていきます。
ここを過ぎてからは、ガスで真っ白になっていました。
岩の斜面を登りきり、頂上に到着。
やっぱり景色はなし… 残念ですが、雲の切れ間からさっき見た大ヤスリ岩があらわれました。
本来なら、富士山や八ヶ岳などが見える開けた山頂。
景色はなくとも、こんな岩山のてっぺんで食べるおむすびがとてもおいしく感じられ、過ごしやすい気候のせいもあってか、ただボーっとしているのが幸せに感じたひとときでした。
静かなシラカバ林をてくてく歩き、樹林帯をぬけ、小川を渡って沢沿いを歩き、大きな岩をよじ登って、と変化に富んだルート。
飽きません!
楽しい山歩きでした。
秋の紅葉はまたきっと素敵だろうな~と思います。
日帰り登山で十分行けますが、一度行ってみたかった麓にある「増富ラジウム温泉」に宿泊してきました。
湯治場として有名なところで、リウマチやガンなどの疾患がある方が多く来られているようでした。
リウマチの方は「ここへ来ると2週間はいい。」と痛みが緩和されるようです。
「病気の人は健康に、健康な人はより健康に」してくれるところだよ、ともおっしゃっていました。
免疫系の疾患には特に効果があるそうなので、お悩みのある方、おすすめです。
お料理も地元の無農薬の野菜中心で、とてもおいしかったです。
ただここは冷泉なので、冷た~い湯の中へ入ります。
入るまでが大変ですが、最後に上がり湯として温かい湯にも入れるので大丈夫だと思います。
山に登った後に温泉でのんびりするなんて、ほとんどしたことがなかったので、かなりくつろげました。
山と温泉、やっぱり最高ですね!