阿字観瞑想

昨日は、豊橋市雲谷町にある普門寺というお寺での阿字観瞑想の体験会へ行ってきました。

普門寺はMitraから車で10分もかからないところ。
地元でもあるし、我が家は普門寺の檀家でもあるので昔からなじみのお寺でもあります。
山に囲まれ、自然豊かな静かな場所。
湖西連峰の登山口もあり、四季折々の花や植物で楽しませてくれます。

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静かな、心落ち着く場所での瞑想会。
私は今回初めて阿字観瞑想を受けさせていただきました。

 

阿字観とは

密教瞑想法とも呼ばれ弘法大師さまが、僧侶育成の為に考えられ弟子の実慧さんに伝えたのが始まりだと伝わっています。本来、僧侶の為の瞑想法であった為、一般の方々には、あまり知られてはいませんでしたが、近年になって徐々に認知されるようになってきました。阿字観は、お軸の前に座って行います。その軸には、夜空に浮かぶ満月の中に蓮花台と、「阿」と読む梵字(古代インドの文字)が描かれています。この「阿」は、真言密教における中心の仏様、大日如来を表します。阿字観は、じっと静かに座って行うものではなく、始めから終わりまで、指導者の説明に耳を傾けながら行います。瞑想だからと言って肩ひじ張らず、気軽に行うことが出来ます。座り方も自由で例えば、結跏趺坐や半跏坐のような坐法、あぐら・正座・イスに腰掛けるというように自分の体に合った一番楽な姿勢で行えます。
真言宗の瞑想法である阿字観を通して、現代人の疲れた心を落ち着かせ、心のバランスを取り戻して自分自身を見つめ直す時間を作ります。

                          ~高野山真言宗普門寺HPより~

 

お軸の前に座り約1時間。
副住職さんの穏やかな声に耳を傾け、呼吸に意識を向けます。
雑念が湧いては消え、湧いては消え、呼吸に集中。
自分の周り、この自然、そして宇宙との一体感を感じられる心地よい時間。
いらないものをすべて手放し、開放される感覚。

心の平穏を取り戻すことができた瞑想会となりました。
ありがとうございました。

 

現在、月1回中日文化センターでの講座を開催されているそうです。
初めての方でもゆっくり丁寧に導いていただけるので、入りやすいと思います。

ご興味のある方は、
高野山真言宗 普門寺→http://www.sunalix.co.jp/fumon/ をご覧下さい。

 

 

 

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