「Oh! Soto De 1月」ありがとうございました

先日の成人の日は荒天となり、予定していた「Oh! Soto De 1月」~ウミガメのくる砂浜作り~は、海岸での作業の堆砂垣(たいさがき)作りが中止となり、ハーモニー食堂さんにて表浜ネットワークの田中さんによるウミガメの生態、砂浜保全の必要性などのお話会に変更させていただきました。

雨にもかかわらず、たくさんの方々がご参加してくださいました。

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私たちの暮らすこの地元には、遠州灘に面した50数キロにも広がる表浜海岸あります。
これほどの規模の海岸は日本にはめずらしくなってしまっているそうです。

そしてこの表浜海岸に産卵にやってくるのがアカウミガメ。
日本で産まれたアカウミガメは太平洋を横断しアメリカのカリフォルニアへわたり、そしてまた日本に戻って産卵をするそうです。
しかし、海岸には波消ブロックがあり、このブロックにより産卵場所へ上がれず断念し、波打ち際に産卵し、卵が満潮時に水没してしまうこともあるそうです。

この波消ブロックの一部を田中さんの働きかけにより撤去され、その撤去された場所にはアカウミガメの産卵数が増えたとのデータも取れているそうです。

そもそもこのブロックがなぜ海岸に置かれたのか?ですが、海岸の砂浜がやせてしまうという理由だそうです。
そこで、今回行いたかった堆砂垣作りが必要になってくるということになります。

海岸に自生するメダケを刈って砂浜に設置すると、風によって運ばれた砂が堆砂垣に集まり、溜めることができます。
砂浜を保全することにより、アカウミガメの繁殖地も保全できるということになります。
 
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これが堆砂垣。
私もまだ堆砂垣作りに参加したことがなかったので、今回楽しみにしていましたが、また次の機会を待つことにします!

お話会の後は、豆研さんのお野菜を使ったべジカレーでランチ。

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野菜の甘さを存分に味わえました!

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マフィンもおいしかったですね♪

今回は“学び”をテーマに、身近な自然環境を知る良い機会になったのではないかと思います。

毎年夏に産卵にやってくるアカウミガメ。
その生命の誕生、最も神聖な時を、自然な環境で迎えられるために私たちにできることはなんなのか?を考えるいい時間になったと思います。

ご参加いただいたみなさま、雨の中、本当にありがとうございました。

そして今回協力していただいた
・NPO法人表浜ネットワークさん http://omotehama.net/
・ハーモニー食堂さん http://harmony.dosugoi.net/
ありがとうございました。

来月「Oh! Soto De 2月」のお知らせはまた後日!
地元の自然を満喫しましょう!

 

 

 

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