山の紅葉をまだまだ楽しみたくて、先週、新潟県と長野県の県境に位置する、苗場山へ行ってきました。
苗場山の山頂には、広大な湿原が広がり、地塘と呼ばれる大小1000以上の池があるということで、どんな景色がまっているのか、とても楽しみにしていました。
小赤沢の三合目から。
この辺りから紅葉がきれい。
四合目、五合目辺りが本当にきれいでした。
この日はお天気がとてもよく、風のない穏やかな日。
しかし前日は雨が降り、冷えたようで、霜柱や霜も。
歩きやすい道だと思っていたら、途中から結構な岩場の登りのどもありましたが、9合目を過ぎると一気に視界が開け、湿原が現れました。
この草紅葉は10月初旬が見頃だったようで、茶色に枯れていましたが、これはこれでいいんじゃないかと。
この木道歩きは、とにかく気持ちよかった。
一面に広がる湿原、北アルプスの山々も見えました。
お日様に照らされて、お昼寝なんかもしちゃいました~。
苗場山山頂の小屋に宿泊。
10月中旬だけあって、やっぱり夜はとても寒かったです。
上に掛ける物が毛布だけだったので、何枚も毛布を使って、ダウンのフードもかぶり、なんとか寒さをしのぎました。
宿泊者の人数が多いと一人一枚とかになるんでしょうか?
考えるだけで恐い…
翌朝、雲一つない快晴で、東の空に昇る太陽を拝むことができました。
朝日に染まる湿原もきれい。
今年の山は本当にお天気に恵まれました。
夏から秋にかけて、思う存分楽しめましたが、これから山は雪に覆われ、長い長い冬に突入します。
この湿原も、そろそろ白くなっているころでしょうか。
夏の湿原もまた見てみたいと思いますが、片道9時間かかるこの場所に、次はいつ来れるのかな。
これから、しばらくは近所の湖西連峰を楽しみたいと思います。